仕様:WTW HOUSE / 所在地:淡路市釜口
竣工:2023年10月 / 家族構成:ご夫婦とお子様1人
1F床面積:56.31㎡ / 2F床面積:45.54㎡ / 延床面積:101.85㎡
淡路島に移住したきっかけを教えてください。
もともと、大阪の吹田でマンション暮らしをしていたのですが、転勤族が多いエリアで住みやすかったものの、近所付き合いも希薄で、何か物足りなさを感じていました。
妻は「いつか海辺や水辺の近くに住みたい」という夢を持っていたものの、通勤のこともあるし、現実的なプランではないと諦めていたんです。
そんなとき、コロナで在宅勤務を余儀なくされ、ライフスタイルががらっと変わりました。
思い切って妻の希望を叶えられるような移住先を探すことを決心したのは、ある程度リモートワークで生活がハンドリングできるようになった頃です。
当初から淡路島も候補地の1つでしたが、理想の土地が見つからず、滋賀県の琵琶湖周辺などいろいろな土地を見て回っていたんです。
そんななか、淡路島への移住を決定づけたのは、ロケーションが最高なこの土地との出会いでした。
家づくりでもっともこだわったポイントは何ですか?
一番はやっぱりロケーションですね。
両親や兄弟、友人など、この家に遊びに来てくれた人みんなが、最初に景色を褒めてくれます。
井上社長からも「淡路島の人も、このロケーションに住んでいる人はほとんどいないよ」と言っていただけるくらい、他にはない最高のロケーションです。
WTW HOUSEは、ライフタイムデザインさんのホームページを見て、一目惚れしてしまって……内装も「ここはイマイチ」というポイントが全然なく、仕様打ち合わせのときも「このままでお願いします!」と、とてもスムーズでした!
家の中でお気に入りの場所はどこですか?
一階のリビングダイニングのスペースは、居心地が良いですね。
冬場でも太陽が出ていれば、暖房をつけなくても十分暖かいですよ。
大きな窓から太陽の光を取り込めるので、晴れている日は照明を消して、心地よい光に包まれた空間で過ごしています。
当社を選ばれてよかった点を教えてください。
私たちの希望をしっかり聞いて、全てを叶えてくださった点です。キッチンや換気扇の高さなど、1つ1つ丁寧に対応してくださいました。
また、淡路島への土地勘がない私たちにとって、田舎暮らし独特の文化や習慣、町内会のことなど、その土地に暮らしている人でないと分からない情報を事前に教えていただけたのも、ありがたかったですね。
そういった井上社長の細やかな心遣いが、淡路島へ移住を検討する私たちの背中を押してくれたことは、間違いありません。
何よりも、不動産屋さんをいくら回っても見つけられなかった『海が見える土地』と出会うきっかけを作ってくださった井上社長には、本当に感謝しています。
暮らし始めてからの変化を教えてください。
旦那様:一言で言うと、『やっぱり淡路島に来て良かったな』というのは、日々感じています。
便利なものはなくなりましたが、それがなくても豊かな生活ができているなと感じますし、21時に急にチャイムが鳴って、お隣さんがワインを片手に訪ねて来てくれる……といった程良い距離感の近所付き合いも楽しんでいます。
マンションで暮らしていたときは、すれ違って「おはようさんです」くらいの挨拶はするものの、名前を知らないのが当たり前でした。
今では、仕事でたまに大阪に行ったりすると、早く家に帰りたくなりますね(笑)。
以前より飲みに行く回数も減りました。家が快適なので、早く帰ってこの家で過ごしたいって思えるんですよね。
奥様:私は『旅』と『水』が好きなので、そういった場所にドライブに行ったり、旅行したりすることが多かったのですが、ここで暮らすようになって一切なくなりました。だって、ここにいるだけで非日常が味わえるし、今まで追い求めていた非日常が日常になった今でも、まだ少し旅をしている気分なのかもしれません。
近所のおじいちゃん、おばあちゃんに「おはようございます」と挨拶をすると、「これ持って行き」と野菜やお花をくれたり、ここは本当に温かいなって感じています。
先日も娘が、畑をやっているおじいちゃんに、玉ねぎの肥料やりを手伝わせてもらったんです。娘が肥料をやったエリアに名前のタグを付けてくれて、「また一緒に収穫しようね」って言ってくださって。
娘にとっても、大阪ではできなかった体験や人とのつながりが身近に感じられるのは、ここで暮らし始めたことで得られた大きな変化だと感じています。
今後は、2階を活用して民泊を始めたり、敷地内に貸別荘を建てたりなど、まだまだやりたいことだらけ……1つずつ、夢をカタチにしていきたいです。